
こんなやたらと強気な発言ばかりが目立つニートですが、その末路についてはあまり話題になっていません。
ネットで検索してもニートの末路については見つからなかったので、実際に調査を行いニートがどのような最後を辿っているのかまとめました。
5秒でわかる!この記事の概要
実際に調査した!ニートの悲惨な実話!
意外とネット上で見つからないのがニートの末路についての実話。
2ch(2ちゃんねる)でニート系のスレは良く見かけますが、あそこに書き込んでいるのはまだパソコンやスマートフォンを触る余裕があるニートですから「末路」とはほど遠いでしょう。
ランサーズとクラウドワークスを使い、家族・知人にニートをがいる50人に調査をしました。
ニート本人に接触することができなかったので、周辺の人間からみたニートの実話を年代別に紹介します。
周りを社畜だとバカにするのが20代ニート
20代のうちは交友関係もあり、親のお金や短期バイトで稼いだお金で遊んでいるニートも多いようです。
ただ、まともに働いていないので、友人たちから就職を進められることがあっても「将来は生活保護をもらえばいい」「親の年金がある」と一向に聞かずにニート生活を続けてしまいます。
大企業に就職した友人の給料を聞いて格差を感じはじめるも「しょせん会社のイヌだ」「社畜だ」と心の中でバカにしている傾向にあるようです。
まだ「20代」だし「30代から本気出す」などと問題を先送りにして思考停止が目立つのが20代です。

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ニート生活はさっさと脱出しろ!生活保護は期待できない!
ニート生活は、一時的にするのであればよいかもしれませんが、長く続けると心身ともにバランスを崩す恐れがあります。 そうは言っても「ニートを脱却するために何をすれば良いかわからない…」という人も多いでしょ ...
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ひきこもりがちになるのが30代ニート
30代は焦りが出始める時期です。
結婚している友人は疎遠になり、独身の友人も会社で役職がつき立派な発言も増えはじめるため話がかみ合いません。
焦ってハローワークに行って就職の相談をしてみるも「30代で無職は…」と邪険に扱われる、紹介してもらえる仕事は月給額面17万円・週休1日等の確実なブラック企業だけです。
ブラック企業で働く気も起きずニートを続行するも、友人関係が希薄になるのでひきこもる頻度が高くなります。
兄弟にも頼りはじめるのが40代ニート
同級生は部下を持ち給料もかなりの額をもらっているのが40代です。
この年代になると親も高齢になり介護が必要になったりしますが、当然ヘルパーさんを雇うお金も介護施設に入れるお金もありません。
親が死んでもどうすることもできず、長男にも関わらず兄弟に葬儀をすべて任せ自分は出席もしない。そのことで家族・親戚に完全に見放される。
相続関係の話も全く分からず、住んでいる実家が誰の名義になっているかも理解してません。
(おそらく弟が所有者になっており税金を払っているようでした)
転職・結婚・安定した将来等すべてがもう実現不可能だということに気づく歳です。
存在すら見当たらないのが50代ニート
50代のニートについては本人だけでなく知り合いも見つけられませんでした…

女ニートでも末路は一緒
女性がニートになる理由
女性がニートになるきっかけとして多いのが「人間関係」です。
男性と比べて女性のコミュニティは村社会です。
コミュニティの人間関係で失敗してしまうと、次のコミュニティでも同じことになってしまわないか不安で最初の1歩が踏み出せなくなるのです。
大学やバイトが1度怖くなると、さらに責任が重い「就職」は考えられなくなります。
しかし、頭から離れないのは「結婚する相手もおらず、老後が一人でお金もない将来のこと。」です。
将来は不安だけど就職して新しいコミュニティに飛び込むのはムリ。
このような考えに陥ってしまうと、先に進めず停滞する「ニート」になってしまいます。
女性ニートの末路
ニートになるきっかけは大学やバイトのコミュニティだったとしても、就職して働いていないことで他のコミュニティの友人と会うのも気まずくなります。
友人たちがSNSでキラキラした投稿をしていたり、少しお金がかかる話を断るたびに劣等感が生まれます。(ニートでお金がないので参加できない)
もちろん、仕事の話だってできないので会話もかみ合いません。
徐々に連絡を取る頻度も下がっていき、ひとりぼっちになり、友人もお金もないので外出する理由がなくなりひきこもりになっていくのです。

ニートがまともな企業に就職できるのは29歳まで
ニートが就職を考えるときに一番大事なのは「年齢」です。
意外かもしれませんが、29歳以下なら「空白期間がある」「正社員未経験」でも採用するつもりがある企業はたくさんあります。
(※企業側も本音は25歳以下だと嬉しいようですが…)
資格や経験がなくても若さがあればどうにかなるのです。
そういった事情も知らずに
ニートの思い込み
・圧迫面接があるかもしれない…
・そもそも履歴書が通るハズがない…
・どうせアルバイトか派遣しか受からない…
と勝手に思い込み、貴重な20代のチャンスを棒に振っているニートはたくさんいます。
もちろん、超大手企業やエリートしか採用するつもりのない企業で働くのは難しいですが、給料や福利厚生がしっかりした企業で正社員として働くのは可能です。
ニートの就職活動で最も大事なのは元ニートでも採用するつもりがある企業を見つけることなのです。